FXの「通貨単位」の意味は

FXの黎明期には様々な情報が飛び交いました「働かずに短期で大儲けをした」「一晩で車が買えるほど勝った」など、都市伝説のような噂がたちいろいろな誤解が生まれた時期もありました。現在ではテレビCMなどでもおなじみになり、インターネットやモバイル端末もすっかり普及し、FXはかなりポピュラーな投資取引となったと思います。
FXの仕組みを簡単に説明すると、二つの通貨をお互いに売買し、為替相場の値動きを利用して為替差益を得ていく、ということになります。
もっと噛みくだいていくと、安く買ったものを高く売り、高く売ったものを安く買い戻す、という普通の商品を扱うのと同じことを通貨で行うのです。
FXは、日本語で外国為替証拠金取引といい、取引業者の口座に証拠金を入金し、その証拠金を元に業者から信用取引をし、投資金額の十数倍の投資取引を行う仕組みになっています。この信用取引をレバレッジといいますが、このレバレッジの仕組みにより、小さな元手で大きな利益を得ることが出来るのです。
また、この口座は今ではオンラインで開設することができ、入金も同じようにオンラインから行えるので、インターネットに接続できる場所であれば、だれでもどこでも気軽にFXの取り引きを行うことが出来るのです。

先にも出た通り、FXは二つの通貨を取り扱っていきます。この二つの通貨の組み合わせの事を通貨ペアと呼び、様々な国の通貨が組み合わされ銘柄として用意されています。
取引業者によっては数十種類の組み合わせを用意しているところもありますが、初めのうちは馴染みが深く、情報も手に入りやすい円や米ドル、ユーロなどの組み合わせを選んでいくのが良いかもしれません。
こうして実際の取り引きを始めていくと、「通貨単位」という言葉によく出会うと思います。
通貨単位とは、そのまま通貨そのものの単位の意味になります。通貨を円や米ドルなどとしていくと、そのものに価値が含まれるために、通貨そのもの自体としての単位が必要になり、これが「通貨単位」とよばれるのです。
例えば円で米ドルを買う場合、FXでは「米ドルを円で10000通貨単位買う」と言います。これは10000円で米ドルを買うのではなく、「ドルという物を、10000個分を円で買う」というイメージになります。実際には為替相場の動きがありますので、米ドルを円で一万通貨単位買うと、おおよそ10万円ほどになります。
こうしてFXの取り引きは行われているのですが、1円や1ドルなどの非常に細かい単位で取り扱いをする業者はまずありえません。
取引業者はFX取引をするに向けて、最小取引単位というものを設定しています。一般的には10000通貨単位が主流で、なかには1000通貨単位を扱っている業者もあります。
業者によっては、それぞれの口座で扱える通貨単位が違っていたり、たとえば1000通貨単位での取り引きは手数料が変わったりなど、こまかな差異がありますので、取引業者を決める際には、この辺りもチェックしておくのが良いでしょう。